
セイバーメトリクスって?
セイバーメトリクスとはそもそも何なのか。
セイバーメトリクス(Sabermetrics)という言葉は以下の2つを組み合わせた造語になるみたいです
・アメリカ野球学会の略称(Society for American Baseball Research)
・測定基準(metrics)
調べてみると、、、「野球を客観的・統計的に分析する手法」のことだそうです。。。
ようするにいろんなデータを使って選手の評価や戦略を客観的に分析する方法みたいな感じですかね
例えば一般的に「打率・本塁打・打点」などが野球を見てると注目されやすい数字ですよね
これらの成績が良いといい選手と評価されやすいです。
しかし、セイバーメトリクスの観点では出塁率や長打率といった、「チームの勝利に直結する数字」を重視すべきとか
バントは非効率的な作戦であるとか
様々なデータを分析してこれまでの常識に対して疑問を投げかけています
セイバーメトリクスの歴史を学ぶ
ではセイバーメトリクスはいつから登場してきたのでしょうか?
私がこの言葉を聞くようになったのは2010年代だったような気がします・・・
しかしどうやら実際には1970~80年代ごろから出てきているみたいなんですよね
てかだいぶ前からあるんですね、驚きです
ということでセイバーメトリクスの歴史を少し調べてみました
セイバーメトリクスの父と呼ばれるビル・ジェームスさんという人がいます
この人が自費出版した本のなかで従来から重視されてきた打率や打点などの数字が必ずしも選手の価値を的確に表していないのではないかと疑問を投げかけたようです
これがセイバーメトリクスの起源になるらしいです
ちなみにビル・ジェームスさん本人はプロ野球選手とかではないみたいですね
その後1980年代からはファンや研究者たちが独自にデータを使った分析をはじめたそうです
そして1990年代にはインターネットが普及し、『baseball prospectus』というセイバーメトリクス分析を専門とするWEBサイトが登場しはじめます
さらに新しい指標なども開発され、より深く分析・評価が可能になりました。
しかしセイバーメトリクスが注目を集め始めたのは2000年代に入ってから
オークランド・アスレチックスのGMであったビリー・ビーンが、限られた資金の中で勝てるチームを作るため、セイバーメトリクスを本格的に導入しました
ご存知の方も多いと思いますが、この物語は『マネーボール』という本になり、映画化までされます
これにより、日本でもセイバーメトリクスが広まるきっかけになったのではないでしょうか
現在ではおそらくすべてのチームで大なり小なりセイバーメトリクスが取り入れられているはずです
かなりざっくりですが、セイバーメトリクスの歴史を書いてみましたが始まりは1970,80年代ってところがやはり驚きです。
次回からはいろいろな指標について学んでいきたいと思います!
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